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【格闘技ニュース】極真会館が大幅なルール変更を発表

空手界のみならず格闘技全体に影響を与え続けてきたフルコンタクト空手界の最大派閥の極真会館(松井派)が大幅なルール改正を行うようです

【極真会館】大幅ルール改正、松井館長「より実戦的な空手でクオリティの高い競技を」

まず近年は厳罰化の傾向があった「押し」について片手による押しは有効と変更となるとのこと。連続で行う事は反則とのことですが、この変更は体重の軽い選手にとってはかなりきついルール変更となるでしょうね。

次に上段の蹴りがクリーンヒットした場合に残心をとれば”ダメージに関わらず”技ありを認めるよう変更がされるようです。これに関しては先ほどの「押し」のルールとは逆に軽量級の選手が大きな相手でも活路を見出せそうです。

また足払いで倒し、下段突きを決めたら技あり、また倒れた相手へライトコンタクトで当てた場合は一本になる。…とのことですがライトコンタクトというのは定義が難しいので別に顔面以外ならフルコンタクトでも問題ないのではないか?というように思いました。

それにしても相手を倒した後に一回の攻撃を当てれば一本とは本当に思い切った変更です。それまでどれだけ突き蹴りで攻勢に出ていても倒されて一発当てられたらそこで試合終了ですからね。このルール変更はかなり議論の余地があるんではないでしょうか?

このルール変更は近年に極真会館が伝統派の空手と技術的な交流を行ってきたことも無関係ではないと思います。

相手を倒すことに関しては柔道の技術が大いに役立つでしょうし、少なくともルール変更後の初期に関しては柔道経験者が上位を独占するような事態もありえるのではないか?と想像します。

個人的に特にインパクトのある変更点について書きましたが他にも大きな変更点があります。よかったらリンク先をチェックしてください。

極真空手の新たな技術の進化はもちろんですが、いままでの全日本大会の上位陣がこのルール変更によって生き残れるのかどうか?観客として試合を観ていて面白いと感じるのか?という点にも注目していきたいと思います。

また、このルール変更によって新極真などのJFKOや他のフルコンタクト空手団体との連携などはより遠くなったとも思います。

で、このルールはいつ採用になるんでしょうかね??