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京都でキックボクシングやブラジリアン柔術が習える空手教室【カラテ道 空我】
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凄い試合になりましたね。
本当にゴロフキンが来日して、あの入場曲でリングに上ったときになんとも不思議な感覚でした。
ノニト・ドネアが井上尚弥と対戦したときにも同じような気持ちになりましたが、それを超えるような感慨の深さがありました。
久しぶりのゴロフキンは見た目も少し老けているように感じて、試合での動きを見ると足運びがぎこちなさや、スピードの低下、バランスの悪さを感じてしまいました。(個人の感想です)
村田諒太選手の健闘に驚き、応援する気持ちもありながらゴロフキンファンである自分はゴロフキンに負けてほしくない、ましてや倒れるところなど絶対に観たくないという複雑な気持ちで試合を観ていました。
中盤からはゴロフキンのボクシングの上手さ、序盤からフルパワーで攻め続けた村田選手の失速やダメージの蓄積もあり、9Rでゴロフキン選手のKO勝ちとなりましたが大変ドラマチックな展開となり感動しました。
試合後にゴロフキンがガウンを村田選手にプレゼントするところや、レフェリーに「Thank you very much sir 」と声をかけたりするのを観て「あー相変わらずジェントルでかっこいいわぁ」なんて思いました。
最近は日本でもトラッシュトークが一般的になって選手同士で試合を盛り上げようとして頑張っています。それを全面的に否定する気はないですが、やはり純粋に試合の内容や強さでアピールしてもらえたら嬉しいですね。注目を集めることは重要ですがそれがゴールになってしまったらだんだん相手にしてもらえなくなるんじゃないかと思います。
そういう意味では村田選手は試合でのパフォーマンスも試合後の態度も素晴らしかったですし心を打つものでした。ゴロフキンがあんなにハッキリ後ろに下がることなんて一度もなかったと思います。
ゴールドメダリストでミドル級世界王者、そしてあのゴロフキンとの大激闘という実績は日本のボクシング史に永遠に刻まれることでしょう。
個人的には今後の二人の活躍に期待する…というよりはそろそろ終わりでもいいのではないかと感じました。二人の偉大な選手の去就にも注目していきたいと思います。