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空我ブログ

RIZIN.33大晦日大会の感想とか

皆様あけましておめでとうございます本年もよろしくお願い致します。

今回の大晦日は贅沢にもPPVで全試合を視聴しました。10時間はなかなかのボリュームで全試合が終了した頃には最初試合の記憶がはるか昔のことのように感じました。

超新星伊澤選手は本当に超新星でした。
組技だけではなく打撃も高いレベルだと感じました。
あの浜崎選手が完全にコントロールされるとは…。

バンタム級トーナメントはまさかの扇久保選手が優勝!井上直樹選手、朝倉海選手を完封しての優勝という文句の付けようがない内容での優勝は見事でした。

朝倉未来は緊迫した試合をものにしましたし、サトシはやっぱり強い…。

今大会は総じてグラップラーがストライカーを封じる試合が多く、ストライカーとしては厳しい大会となりました。

どれだけ強い打撃を持っていても機能させられなければ勝てない、また常に進化していないと新たな局面に対応できないという総合格闘技のトップ戦線の厳しさを感じました。更には総合格闘技において対戦相手に合わせてゲームプランを立ててそれを遂行することの大事さを思い知らされました。

先程書いたようにグラップラーがストライカーを制する試合が多かったですが、グラップラーが有効に打撃を使っていた展開も目立ったように感じました。

少し前のクレベルコイケ対朝倉未来戦もそうでしたが、RIZIN大晦日大会はグラップラーが打撃をきっかけに相手のリズムを崩してテイクダウン(引き込み)、そしてトップキープに繋げるというパターンにハマってしまうストライカーがほとんどでした。

ストライカー側としてはテイクダウンディフェンス、テイクダウンされたあとの立ち方、スイープの徹底。グラップラーに掴まれないようにサイドステップ、バックステップといった距離をキープするような対応。テイクダウンに対する打撃のカウンターの練習などが必要かなと感じました。
みんな既にやってるとは思うんですが更に研究が必要かと…。

今年は希望者がいれば総合格闘技の試合にも選手を送り出したいなとも思っているので総合格闘技クラスの担当の古海さんとも相談して試合に出やすい体制を作っていきたいとおもいます。

また今年は6月に例の試合があるのでもちろんキックボクシングクラスも盛り上げていきたいですね。

この機会に改めて那須川天心選手と武尊選手の技術や強さの源泉も分析して皆さんに伝えていきたいと思っています。

という事で本年も空我をよろしくお願い致します。