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京都でキックボクシングやブラジリアン柔術が習える空手教室【カラテ道 空我】
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9月30日さいたまスーパーアリーナで開催されたRIZIN.13は嵐の中行われることになってしまいました。
今大会の最大の話題はなんといっても大砂嵐vsボブ・サップ!!・・・・ではなく那須川天心vs堀口恭司戦ですよね。
試合は期待通りの名勝負となったと言ってよいでしょう。序盤なら堀口選手のKO勝ちもあるとか、体力差で堀口選手が押し切るというような予想もありつつも、やはり天心選手が有利というのが大方の予想だったのではないでしょうか?
そして、試合は序盤は互角、そして徐々に天心選手に流れが傾くというある意味予想通りの展開になったのですが試合内容はそんな風に淡々と語れるような内容ではなく非常に緻密で濃密な駆け引きと大胆な動きに満ちた試合でしたね。
堀口選手はMMAファイターで、天心選手は(基本)キックボクサーですが堀口選手は伝統空手出身で天心選手はフルコンタクト空手出身でもあり2人の構えや蹴りを見るとバックボーンを垣間見ることでき技術的にも非常に興味深く観戦させてもらいました。
判定は三者三様の”30-29、30-28、29-28”ということでいずれも那須川天心選手の優勢を認める結果となりました。3Rに関しては確実に天心選手が取ったラウンドでそれ1R、2Rは解釈によるなと思いましたので、この判定ならどれも妥当かなという風には感じました。
もし延長になっていたら高い確率で天心選手がダウンを一度ぐらいは取ったんじゃないかなという風には感じました。もちろん堀口選手の逆転の可能性も否定しませんが。
堀口選手は負けとなりましたがその堂々とした戦いぶりや飾らない爽やかな人間性、そしてキックボクサーとしての能力の高さを十二分に感じました。日本に同階級で彼に勝てる選手はほとんどいないという風にも感じましたし、全く価値を落とさずに逆にファンを増やしたのではないでしょうか?
試合前の罵り合いや罵倒や挑発で話題を作るのもいいかもしれませんが、そういう選手よりも堀口選手や天心選手のような選手がトップにいることで格闘技全体のイメージがよくなると思いますし、保護者の方に子どもを格闘技や武道を習わせたいという風に感じてもらえると思います。
堀口選手は再戦を望んでいるようですがそれはしばらく間を開けた方がいいんじゃないかなと思いますし、天心選手もハードな試合が続いているのでここらで少し休息を取ってもらいたいですね。
2人の偉大な選手のお蔭で楽しい時間を過ごせました(*^_^*)