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【格闘技ニュース】RIZIN.1(ライジン)発表カードをみて思うこと

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4月17日(日)に愛知・日本ガイシホールで開催される「RIZIN.1」の記者会見が行われました。

そこで発表された今大会のメインカードがこちら

藤田和之vsイリー・プロハースカ

誰?と思った方も多いかと思いますがプロハースカは昨年末のRIZINで石井選手をKOしキング・モー選手と決勝を戦った選手で、ヘビー級(ライトヘビー級?)離れしたスピードのある打撃、特にキック全般が印象に残った選手です。

ハッキリ言って普通に考えたら藤田選手に勝ち目は相当に薄いですし、藤田選手がプロハースカ選手と戦う必然性がどこにあるのかは甚だしく疑問です。そもそも45歳でMMAから二年以上離れていた選手が記念すべきRIZINのナンバーシリーズ開始のメインを務めるという状況を思うと大変悲しい気分になるのは私だけでしょうか?もっと言えばもし藤田選手が勝ったところで何かが生まれるんでしょうか…。

これなら団体Bellator MMAのミドル級王座決定戦を戦った空道のチャンピオン加藤久輝選手の試合をメインにしてもらいたかった。知名度で言えばそりゃあ藤田選手でしょうが、年末の29日でPRIDEとはSARABAしたんじゃなかったんですかね?

さらに年末にMMAデビューしたはずのRENA選手も今回はなぜかSBルールでの参戦です。「シュートボクシングルールでは敵がいなくなったからMMAに挑戦する」といった趣旨の話をしていたと思うんですが気のせいでしたでしょうか?年末の試合は見事な勝利だったと思いますし、MMAデビュー戦として素晴らしかったと思うのですが相手はMMA初挑戦どころか寝技の練習もしたことのないような選手だったという厳しい言い方もできると思います。SBを世間に浸透させるという使命感ものもいいですがRIZINに出るならMMAの試合をしてほしかったという思いがあります。もちろん彼女だけの判断ではなく周りの意向などの色々な状況や思惑があってのことだとは思いますが、そこまでファンが考える義理はないですからね。

でも、次にやるならもっと時間をかけてMMAの練習をしてから試合をしたいと思っているのかもしれませんね。これからのMMAファイターのRENA選手に期待していますし、今回SBルールで試合をするならそれなりの相手を期待したいです。日本人選手の中にもロレーナ選手に勝った松田玲奈選手のようにRENA選手と戦いたいと言っている選手はいますからね。

厳しいこと、偉そうなことをいろいろ書きましたがWOWOWでのUFCの放送が無くなって、同じタイミングで日本に誕生するメジャーMMA団体にそれなりの期待をしていたからこそいろいろと落胆してしましました。

もちろん桜庭選手とヴァンダレイのタッグマッチも興味ありません。